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プログラミングや読書の記録

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

最近マーケティングに興味があり、いろいろと調べています。その中でこの本に出会いました。

著者はユニバーサルスタジオジャパンCMOを務める森岡毅さんです。彼は経営戦略と数学マーケティングによりUSJを2009年の事実上の経営破綻から立て直し、ディズニーランドにも匹敵する大人気テーマパークへと導いた人物です。

 

この本を読み進めていく中で、(テスト勉強放棄して読んでた)筆者自身の経験やマーケティングにおいて成功するためのノウハウを読者と共有したいという熱い思いが伝わってきました。マーケティングの概要から生きる上での教訓、キャリアの築き方まで、具体例を交えながら非常にわかりやすくまとめられている良書でした。

 

"マーケティング思考"は多くの職、日々の生活の中でも精通する考えだと感じました。感銘を受けた点と、それに対する自分なりの解釈をまとめると、

マーケティングにおける戦略的思考がマーケティング思考と呼ばれるもの

マーケティング思考の基本は目的→戦略→戦術の順で考えること

・戦略とは目的実現のために資源配分を選択すること

・目的は実現できるかできないかギリギリに設定するのがベスト

・戦略が弱いと正しい方向に資源を集中させることができず、たとえ戦術が良くても最後は失敗に終わる

・消費者にとって価値のあるものに繋がっているかどうかが良い方向性の基準であるため、消費者理解は欠かせない

・日本は優れた戦術(技術力、現場力、品質.etc)を戦略が弱いことで活かしきれていない

・日本人は調和を求める人種であるため選択することに抵抗を感じる傾向があり、企業の多くは重要な意思決定においても、落としどころに逃げることで最適な意思決定ができていない

・これまで技術志向に陥った日本企業の多くは技術革新により差別化を図ることで発展してきたが、現代では同時にマーケティングにより優位性を獲得する必要もある

・理由としては、技術革新が頻繁に起こらなくなってきたことや、グローバルな競争社会になってきたことが挙げられる

・これからの日本の豊かな社会を守っていくためには、戦略的に取捨選択していくことが大切

・成長できる環境を求めて行動し、貪欲に努力することで道は開ける

・成功のためには情熱を傾けられる職能を選ぶことが重要

 

私はこれまで学生という立場上、消費者視点に立つ経験は少ないと感じていました。将来、与えられたことにしか対応できないような人にはなりたくはなくて、自らニーズを言及することで新たな価値を創造したいと考えているので、そのためにもマーケティング思考は自分にとって必要なスキルであると思いました。

また私自身、目的設定が下手だと感じていて、これまでを振り返ってみても理想と現実のギャップに苦悩する経験が多かったなと感じています。彼の教えは、”選択することこそが戦略である。" つまり、目標を達成するには捨てることも大事だということです。マーケティング思考を身につけ、自らの成長のためにやるべきことを思い切って取捨選択できるようになりたいです。(単位は捨てちゃダメですが)

また、これから大きな選択を迫られるときに「自分が成長できる環境かどうか」という指標も参考にしていこうと思いました。